知らなきゃ損する税金の話

知らないと損ばかり。税金に関するお話

学校でも習わなかった税金に関することは、大人になってから勉強するしかありません。

収入ではなく所得に対して税金が掛かる

読了までの目安時間:約 3分

 


所得税という場合の「所得」とは何でしょう。ふつう、収入と所得では同じ意味のように思えます。「去年一年間で7OO万円の収入があった」というのと「去年一年間で7OO万円の所得があった」というのは、同じことだと思う人がいるかもしれません。しかし、税法上では全然意味が違うのです。

所得とは、収入から、その収入を得るために要した必要経費を引いたものです。収入がいくら7OO万円あっても、必要経費が3OO万円あったら所得は4OO万円に過ぎません。

所得税という税金はその名のとおり、あくまで所得にかかるもので、収入にかかるものではありません。

所得には10種類があり、原則として収入から必要経費を引いたものが所得です(利子所得には必要経費が認められない)。

必要経費といっても、給与所得を得るサラリーマンの場合、どこまでが必要経費といえるのか、むずかしい問題があります。そのため給与収入に対する必要経費は、「給与所得控除」という一定の控除額を差し引いて「給与所得」額を計算することになっています

これに対し、事業をしている人は、収入を得るために要した支出の大部分を必要経費として認められています。
また、譲渡所得では不動産や株式などを手に入れたときの取得金額や改良費、譲渡費用などを引いた差引き金額が譲渡所得となり、保険の満期金を受け取ったときは払い込んだ保険料が必要経費となるなど、所得の種類によっては意味合いが変わってきます。

もちろん、一人の人が得る所得は一種類だけとは限りません。サラリーマンでありながらアパート収入もある人は、給与所得のほかに不動産所得があることになります。所得があれば必ず所得税がかかるかといえば、そうとは限りません。所得税がかからない非課税所得もいくつかあります。

~所得の種類~
利子所得 預貯金、公社債など利子。
配当所得 株式などの配当。
事業所得 事業による所得(ただし不動産の賃貸による所得は不動産所得)。
不動産所得 土地、建物などを貸して得られる所得。
給与所得 給料、賞与(ボーナス)など。
退職所得 退職金など。
譲護所得 土地、建物、株式、機械、車両、ゴルフ会員権などを売った場合の所得。
山林所得 山林や立ち木などを売った場合の所得。
一時所得 懸賞の賞金・生命保険の満期返戻金など一時的な所得。
雑所得 公的年金、事業とはいえないほどの原稿料、講演料などのほか、以上の9つに当てはまらない所得。

 

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